競走馬の診療業務(一般診療・手術)を行っています。一般診療では、アスリートの宿命である運動器疾患や、内科疾患、眼科疾患まであらゆる分野の疾病を抱える馬を治療します。手術では麻酔担当として、安全に手術を遂行するためのサポートをしています。また、検査課業務としては、公正な競馬開催のために禁止・規制薬物の管理、海外遠征馬のサポート業務などにも携わります。
現在の仕事

検査課業務まで幅広く担当

常に馬の獣医療を進歩させるための課題解決を心掛けながら、診療業務と検査課業務に取り組んでいます。

競走中や競走後に発症した怪我に対する対応・治療を行っています。普段の診療業務で培った経験を生かし、迅速に判断して必要な処置を行います。
仕事のやりがい
と大切にしていること

と大切にしていること
日々の診療から課題を追求する
目の前の馬に対して最善の治療をすることに加えて、常に「馬の獣医療を進歩させること」を目標に診療業務に取り組んでいます。現在の馬の獣医療の水準では助けられない馬がいて、詳しく分かっていない病気もたくさんあります。目の前の馬の病気が治ればもちろん嬉しいですが、助けられなかった馬やよく分からない病気の経験から得られた知見をもとに、10年20年先にはよりたくさんの馬が健康に暮らせるよう、日々の診療で課題点を追求することを大切にしています。
入会の理由

臨床と研究の両方に携われる
幼少期より競馬ファンで、好きだった馬が骨折して手術を受けた、というニュースを見て馬の獣医師を志しました。馬の獣医師の中でもJRAを志望した理由は、臨床業務だけでなく開催業務や研究など、幅広い面から競馬に携われることや、多くの先輩職員から指導やアドバイスを貰える環境だと思ったからです。学生時代に競走馬リハビリテーションセンターで研修させていただき、最先端の研究が臨床現場に還元されていることを学び、臨床と研究の両方に携わることができるJRAの獣医師に魅力を感じました。
JRAで働く魅力

高度な検査を実施できる
競馬に最も近い場所で働くことが出来る点が魅力だと思います。トレセンではレース出走予定が近い馬の治療をすることもあります。また、開催業務に執務した際は、競馬の熱気を間近で感じることができます。責任は大きいですが、その分馬が無事に走り切った時や、厩務員の方に感謝されたときは大きなやりがいを感じることができます。国内ではJRAのみが保有する馬用MRI装置など、一般的な馬臨床現場では経験できない高度な検査を駆使した診断に挑むことができます。
JRAの働く環境

アドバイスを聞ける
トレセンには約30名程の獣医師が勤務しています。JRAでは様々な部署・勤務地で働くことができるため、トレセンで働く獣医師の中でも、育成牧場やリハビリテーションセンター、競走馬総合研究所での勤務など多様な経験を持つ獣医師がいます。治療方針で悩んだ際には、その分野を得意とする先輩職員にアドバイスを聞くことができるため、とても良い環境だと思います。また、同期職員や年次の近い職員も多くいるため、経験したことを共有したり、些細な悩みを相談したりしやすいと思います。
チャレンジしたいこと

救える馬を増やしたい
難治性疾患として知られる蹄葉炎ですが、未だに多くの馬が蹄葉炎により安楽死を余儀なくされています。蹄葉炎の予防法や治療法について臨床経験や研究を積み重ね、以前は助からなかった状態の馬でも助けられるようにしたいと思っています。海外には日本より進んだ治療を行っている馬専門の診療施設もあるので、研修にも行ってみたいと考えています。
オフ時間の過ごし方

1 DAYSCHEDULE
1日の流れ
-
8:00診療・手術
-
10:00入厩検疫対応
-
12:00昼休憩
-
13:00診療・手術
-
17:00診療馬の治療内容検討・ディスカッション(週3回)
-
20:00重患馬治療(当番制)
-
21:00退勤
